私は、1979年4月、看護師免許を取得し、急性期看護や福祉看護に携わり42年を経過しました。この間、医療や障害者の法律など大きく変遷し整備されてきました。そして、医療、教育、福祉の混然一体としたサービスの提供が病院や施設、在宅で展開されるようになりました。それに伴い、各々の場所で、療養者様の安全・安寧な医療と生活の支援が求められております。
そこで、地域に住んでおられる療養者様の安全・安寧な在宅医療と豊かな生活、そして、ご家族の自立した生活を支援するために、社会福祉法人天童会が新規事業として訪問看護ステーションを開業する運びとなりました。私はその所長として、長きに渡る当法人での就業経験を活かし、スタッフとともに先ずは在宅での障害者の支援をキーポイントに医療全般、リハビリ、在宅訪問レスパイトなどを展開したいと考えております。その後徐々に療養者全般へのサービスを拡大し、風通しの良い職場環境を築き、療養者様の希望に沿える訪問看護ステーションの確立を目指したいと考えております。また、地域医療に携わる医師をはじめとする関係者の皆様や行政との連携に努め、療養者様が安心してご利用頂けますよう努力いたします。どうぞ宜しくお願い申し上げます。